私達は、お客様が求める真の利益を追求し、常に地球環境に配慮した事業を展開しつつ地域社会にとってなくてはならない印刷店を目指します。
私が入社した昭和45年頃の宮城県内中小の印刷店はまだまだ文選・植字・校正・印刷・製本・解版等に分業され、各職人技の連携によって生産される活版印刷が主流でしたが、昭和53年6月(1978年)に発生したマグニチュード7.4の宮城県沖地震を機に、ほとんどの印刷店が活字の崩落被害を受け、急速にオフセット化(平版印刷)が推進されました。
当社も例外ではなく一時活版印刷の断念も考えましたが、ハトメ付き保存袋や、名刺、ナンバー入れ、ミシン入れ、厚紙や薄紙等々の特殊印刷は活版印刷にて対応すべきと考え活版技術とオフセット印刷が半々の設備体制として、双方の印刷需要に応えながら早や半世紀が経過いたしました。
その間、タイプライターや写真植字(写植)等々の普及と衰退の歴史を経て、現在の印刷業界は一般社会へのパソコンやOA機器の発展と普及に伴い、印刷ニーズの変化や対応に迫られており、印刷業にとっては大変厳しい将来が予想される上、印刷の将来が今後どのように変わっていくのか全く想像がつきません。
当社は印刷事業者として、一枚一枚の用紙を大切に扱い、職人の感性や気性が手加減(印圧)で表現され、手づくりの温もりや趣にあふれる正に人の気配が感じられる「古きよき時代」の活版印刷をこれからも社会に提供し、大切に継承してまいります。
マチ付封筒・ハトメ付封筒・レントゲン袋・手漉き和紙名刺・厚紙薄紙印刷・厚紙薄紙印刷など普通印刷で対応できない特殊印刷は手差し活版印刷の得意分野です。ぜひご相談ください。
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